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編集長の高木です。
P天本誌6月号のコラムコーナーにて紹介した「痛凧」を覚えておいででしょうか? 簡潔に説明すると、萌絵を凧に描いたオリジナルの凧の事であります。 本誌では3月に開催された「水戸コミケ」での痛凧連合の発表会の様子をレポートさせて頂きました。 竹の骨組みに和紙を用いた伝統技法を使い、自身の趣くままに萌えイラストを描いたその趣向は、一見にはほのぼのとした手作り感溢れるものと感じるが、現代に伝統技法の流儀に沿った制作方法を守りながら、凧の制作からイラストまで全てを自分の手によって作り上げている。 私はその創作意識を非常に感心しており、同時に私はこの活動をする「全国痛凧連合」のファンになりました。 その痛凧連合が10月16日に「凧上げ会」をするというので私は休日を利用してお邪魔させて頂いた。 場所は茨城県勝田市にある「国営ひたち海浜公園」という場所。ここの敷地は東京ディズニーランドの約5倍もあり、夏にはロックフェスも開催するとても大きな公園です。 そこの大草原で凧上げをする面々、これが「全国痛凧連合」である。 痛凧連合は全国に支部があり、茨城だけでなく東京、静岡、埼玉、神奈川など多くの地方より会員達が集った。会員達の多くは共通の法被を着ており、皆自作の凧を持ち寄っていた。 大空をバックに思いを込めた凧を上げる会員の人々。当日は晴天に恵まれ、凧も空高く上がっていました。 現職の凧職人でもある茨城支部の代表「後藤大輔」さんも得意の凧を上げており、その姿は堂々たる物だ。 女性の会員もいる。彼女はまだ入会してから2ヶ月ほどであり、先の「水戸コミケ」で痛凧連合の存在を知って入会したそうだ。 また、今回の会には会員以外にも後藤さんを古くから知る知人も参加されており、この方の凧上げ暦は40年以上だそうだ。 後藤さんは「痛凧は作るだけでなく実際に上げることもまた楽しいですし、痛凧は作り、絵を描くことで終わりではなく、実際に空に飛ばした時が一番愛着を感じる物です」と爽快に語っていた。 大空に舞う痛凧、その姿はとても雄大で童心に帰させてくれる。 趣味の世界は多くあるが、ゼロの状態から自分で作り、自分で動かす。全てが自分の意思によってダイナミックに広がっていくこの痛凧連合の活動を今後も応援していきたいと思います。 全国痛凧連合HP:http://sites.google.com/site/itadakorengou/ by 高木(編集長) |